日本青年会議所 菓子部会

2022年度事業報告

一年間の感謝と御礼

菓子部会 第51代 2022年度部会長|JCI高松・田中 大介 Daisuke Tanaka

 会員の皆様におかれましては、日本青年会議所菓子部会の運営に多大なるご協力を賜り、心より御礼申し上げます。本年度のスローガンを「『一味同心』~お菓子で未来を明るくしよう~」と掲げ事業を展開してまいりました。 新型コロナウイルスの感染が未だに収まらず、原材料の高騰、度重なる自然災害など菓子業界を取 り巻く経済の環境は未だ見通しが立たない状況が続き、早いもので3年が過ぎよ うとしています。 昨年秋から経済活動も本格的に再開し始め、トレンドワードで『3 年ぶり』という言葉が入るほど様々な行事やイベントの再開が話題になりました。
 菓子部会も2022年は勇気をもって歩みを進め、できる限りの設えで皆様をお迎えできるよう準備して春季定例会を香川県高松にて開催させていただきました。高松の地に約100名の会員の皆様にご参集いただき、漫画家の弘兼憲史様に「島 耕作が見る日本の未来」と題してご講演いただきました。地政学リスクから学ぶ日本の未来は、大変興味深いもので、参加者の皆様にとっても今後の進むべき方向性の参考になるものであったと思います。
 そして、同じく3年ぶりとなる秋季総会は細心の注意を払いながら、京都の地に開催致しました。150名を超える会員の皆様にご参集いただき、株式会社虎屋17代黒川光博様に対談形式でご登壇いただきました。 経営理念でもある「おいしい菓子を喜んで召し上がっていただく」というコアの部分を続けるために本当においしいものを誠実につくることの重要性を学び感じ取り、現役一同大変充実した時間を過ごすことができました。
「強いものではなく、変化に対応できるものが生き残る」という有名な言葉がありますが、菓子部会も生き残りをかけて毎年変化を続けています。 一生懸命に菓子を極めること。それ以外に「変えてはいけないものはない」ということにも気づかされました。このダイナミックな時代に部会長を務めるというチャンスを生かし、Withコロナで活動する中、前後期会員研修を通しても仲間と同じ時間を過ごすことで、未来のお菓子の在り方の創造、情報交換をし、嗜好品としてのお菓子だけでなく、心のなごみを生んでくれる必需品を生み出すべく、日本の未来をお菓子で明るくするために一年間活動に取り組むことができました。
 最後に、本年度は部会長として多くのチャレンジをさせていただきましたが、 会員の皆様に助けられ想いを形にすることが出来ました。菓子部会の繋がりに心より感謝申し上げるとともに、2023年度体制への昨年度以上のご指導ご鞭撻をお願い申し上げまして御礼とさせていただきます。
1年間、本当にありがとうございました。


2022年度春季定例会総括

春季定例会担当 副部会長|JCI新居浜・古川 勝浩 Katsuhiro Furukawa

 2022年春季定例会は香川県高松市にて4月20日・21日に開催されました。総勢約100名の多くの特別会員、現役会員にご参加いただき、皆様のご支援のもと大きなトラブルもなく無事終えることが出来ました。あらためて厚く御礼申し上げます。ご講演には漫画家の弘兼憲史様にお越しいただき、この不安定な情勢において、確固たる一筋の方向性を学ばせていただける貴重な時間となりました。
 また翌日のエクスカーションにも数多くの皆様にご参加いただき、和三盆糖で有名な、ばいこう堂様、そして石丸製麺株式会社様へ訪問させていただきました。
ばいこう堂様では伝統的な製法により出来る和三盆造りと、商品に対する想いを学ばさせていただきました。石丸製麺株式会社様では、地域の特産である流通型うどんの製造見学させていただき、国産原料に挑戦する姿勢を学びました。そして昼食では本格手打もり家様にて手打ちうどんを堪能させていただきました。
 河内委員長が中心となり、担当委員会メンバー、現役会員の皆様にも多大なるご協力を頂き、3年ぶりというブランクを感じさせる事のない充実した定例会となったのではないかと思います。またご当地四国の特別会員の皆様には計画段階から多大なるご支援賜り、厚く御礼申し上げます。 次年度以降も引き続きご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
 1年間、ありがとうございました。

2022年度前期研修総括

前期研修担当 副部会長|JCI埼玉中央・染谷 博之 Hiroyuki Someya

 特別会員の皆様、現役会員の皆様におかれましては、日頃より部会の活動にご理解とご支援を賜りまして誠にありがとうございます。
2022年度の前期会員研修では栃木県にて2つの企業様を訪問し、研修会を行いました。部会長所信である「一味同心〜お菓子で未来を明るくしょう〜」の元、グローバル社会で勝ち残るため、技術と安全衛生を学び更なる商売の多角化(国内外)を進めていく必要性があると考え、前期会員研修では株式会社三ツ和商事様、レオン自動機株式会社様の工場見学から現役会員の学びを得ることになりました。
 今回の会員研修を通じて、三ツ和商事様ではチョコレートの製造工程における衛生管理や流通、そして人材管理までのフローを勉強させていただきました。 また、レオン自動機様では製造開発センターを見学させていただき、今後の製造機械の未来やその誕生の歴史など、さらなる企業成長の糧を学びました。
菓子部会の会員研修では専門的な企業への訪問や講演より多くの学びを得ることと同時に、参加していただいた現役会員の方々との交流を深める大切な機会になっております。今後とも多くの方に参加していただけるような会員研修になるように次年度に引継ぎを行いたいと思います。

2022年度後期研修総括


後期研修担当 副部会長|JCI金沢・諸江 豊 Yutaka Moroe
 2020年より猛威をふるったコロナ禍において、私たち菓子部会は様々な活動を制限せざるを得ない状況が続きました。こうした状況は、長年培われてきた会員間の絆をも希薄にさせかねない深刻な課題として、私たちの前に立ちはだかりました。
 2022年の後期研修では会員企業の成長という視点はもちろんのこと、部会長所信に則った『楽しさ』にも注力した事業を構築しました。まずは、長野県上田市において豊上製菓様の大規模製菓施設の見学に加え、設備投資に対する考え方や、会社規模拡大、内部競争を通した人材育成についてノウハウを学びました。また、翌日は会員間の親睦を深めるために黒部ダムへ向かい、自然豊かな環境に触れ、先人の偉業を体感しました。濃密な時間を過ごすだけではなく、私たち一人ひとりが各々の仕事を通じて何十年も先の後世へ社会を豊かにする功績を残さなければいけないと決意を新たにしました。
 研修に参加いただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、本研修を通して得られた「学び」と「絆」が、社業の発展と菓子部会の繁栄、そして、かけがえのない財産となることを願っております。

2022年度秋季総会総括

秋季総会担当 副部会長|JCI岡山・眞殿 昌宏 Masahiro Madono

2022年度スローガンである「一味同心〜お菓子で未来を明るくしょう〜」のもと、2022年秋季定例会は京都の地にて10月20日・21日に開催されました。総勢約150名と多くの特別会員、現役会員にご参加いただきました。あらためて厚く御礼申し上げます。
 またコロナ禍であったため、3年ぶりに秋季総会の開催となり大川歴代部会長の時からの想い「黒川先輩の講演」も、ついに実現することができました。これからまた新たな時代に向かって行くため、一流企業経営者の知見を拝聴することで、今後の未来を創造する糸口をつかんでいただく機会を創出し、会員個々の資質向上を行う機会となり、懇親会では舞妓など京都の文化に触れて頂く機会にもなりより特別感を感じて頂く機会となりました。 2次会では一力亭にて特別会員・現役会員の交流もより一層深める時間となりました。また当日は皆様のご支援のもと大きなトラブルもなく無事終えることができました。あらためて厚く御礼申し上げます。
 また翌日のエクスカーションにも数多くの皆様にご参加いただきました。天龍寺(宝厳院)でご講話をいただき、また座禅体験をする事で、自分と向き合う機会を得る大変貴重な有意義な時間となりました。その後は嵐山通船屋方船にて昼食、そして嵐山観光を行い、京都を満喫させていただきました。
 関委員長のリーダーシップで、担当委員会メンバー、現役会員の皆様を巻き込み多大なご協力を頂き内容の充実した総会になったのではないかと思います。またご当地京都の特別会員・現役会員の皆様には計画段階から多大なるご支援賜り、厚く御礼申し上げます。 担当副部会長として素晴らしい経験をさせて戴きました。
 次年度以降もしっかりと引継いで参りますので、今後ともご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。 1年間、ありがとうございました。

2022年度会員拡大・広報総括とご挨拶

会員拡大・広報委員会担当 副部会長|JCI秋田・倉田 拓一 Takuichi Kurata

 2022年度会員拡大委員会担当副部会長として活動させていただきました。 安部真良委員長のもと、本年度は18名の方に入会していただきました。会員の拡大につきまして、皆様から多大なるご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 菓子部会のさらなる発展の為に、会員拡大への取り組みは継続して参りますので、2023年度も引き続き皆様からのご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、本年度ご協力いただきました皆様へ感謝を申し上げ、 活動報告とさせていただきます。



事務局 運営専務|JCI山門・大塚 力弥 Rikiya Otsuka

 日本青年会議所菓子部会の会員の皆様、2022年度も菓子部会の運営に関しまして、多大なるご理解とご支援ご協力を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
 第51代部会長 田中大介君の「『一味同心」 ~お菓子で未来を明るくしょう〜」のスローガンのもと、一年間活動してまいりました。運営専務という立場で、田中部会長を下支えさせていただき、また現役会員との交流を深め、 今まで参加できていなかった方も、来ていただけるようになり、『一味同心』 の体現に少しは貢献できたのではないかと思っております。 またここ2年間において開催できなかった春季定例会及び秋季総会を通常開催させていただきました。改めてご参集いただきました特別会員、現役会員の皆様、ありがとうございました。実地で開催することの意義と皆様にお会いできることの嬉しさを痛感し、これこそが菓子部会であるなと実感いたしました。この菓子部会の良さをこれからも引き継いでいくことの重要性を再認識し、その想いを強くする一年となりました。
 最後になりますが、改めて菓子部会運営に際し、多くの皆様には感謝御礼申し上げます。今後も菓子部会のみならず、「お菓子で未来を明るく」できるよう菓子業界の発展に寄与できますよう精進してまいりますので、次年度以降もご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。 一年間、本当にありがとうございました。


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